ファーストテイク:オタク女好きには大変よく刺さります。

【ファーストテイク】の名場面を紹介！

【ファーストテイク】の作品情報

シリーズ名

・ファーストテイク

作家

・u2

レーベル

・クリベロン

【ファーストテイク】の見どころ①

表情が豊か    陰キャ系主人公が恥じらいながらも本能に気づく時の表情がたまらなく好き。オタク女好きには大変よく刺さります。

【ファーストテイク】の見どころ②

正直言葉にならない感情が渦巻いています。これまで目を背けてきた人間の欲望や、社会の暗部がこれほどまでに生々しく描かれることに、ある種の衝撃と同時に、目を逸らしてはいけない現実を突きつけられたような感覚を覚えました。

【ファーストテイク】の見どころ③

登場人物たちの抱える孤独や満たされない想いは、時に痛々しく、時に共感を覚えます。許されない関係性や、理性と感情の狭間で揺れ動く姿は、人間の複雑さを改めて教えてくれるようです。

過激な描写の裏に隠された、登場人物それぞれの心の叫びや、人間関係の機微に触れることで、表面的には見えない人間の深淵を垣間見た気がします。タブーとされるテーマに正面から向き合うことで、読者自身の価値観や倫理観を揺さぶり、深く考えさせる力を持つのが、大人系漫画の魅力なのかもしれません。読後、しばらくその余韻に浸ってしまいました。

感想

・ファーストテイク    インキャなりに映画研究会でそれなりに楽しんでいた文音は見た目も地味で、その手の行為にもあまり興味が無さそうに見えましたが、ある飲み会の帰りに突然そんな気になってしまったという少し変わった流れには、どういう心境の変化があったのかと考えさせられました。

その相手は同じ映画研究会の先輩の高野で、酔い過ぎて肝心なモノが役に立たない彼のそれを元気にするといったところから始まり、童貞だったその彼をリードするような流れから、実は経験が豊富なのかと思ってしまったものの、彼女の方も初めてだったのは想像通りでした。

その後の行為のシーンでは、お互いに初めて同士のぎこちなさがうまく表現されていたと思います。

最後も大団円と言える終わり方で、行為中のシーンが目当ての場合には少し物足りなく感じるかも知れませんが、なかなかいい作品でした。